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花本リバイバル工業株式会社

防水工事Construction

防水工事とは

防水工事とは

防水工事は、建物の風雨にさらされる部分に防水処理を施し、雨や雪が建物内部に侵入するのを防ぐための工事です。
私たちの住まいを強い日差しや雨風から守ってくれる屋根や屋上、外壁、ベランダなどは、年数が経つにつれて防水効果が薄れていきます。
中でもやっかいなのが、雨漏りですが、建物全体を定期的に点検とメンテナンスを行い、予防していくことが大切です。

塗料について

防水塗料は4種類の合成樹脂に分類されます。防水塗料は防水機能が高く、屋外や建物などに幅広く活用されています。弾性が強く、柔らかい性質があり、塗装面のひび割れを埋めてくれるだけでなく、塗装後は雨水の侵入を防ぐ効果があります。施工方法はFRP防水や塗膜防水(ウレタン防水)、シーリング防水などですが、傷んでいる部分の下地調整をして古い防水層なども一度取り去り、その上で必要な部分に新たな防水を行う必要があります。 例えば、塗膜防水(ウレタン防水)の場合、防水層を二度塗らなければ十分な効果が期待できません。

施工の流れ

施工の流れ

初めに高圧洗浄で汚れを取り除きます。
次に、傷んだシーリングを撤去したり「シール擦り込み」や「低圧注入」などの工法を用いて、下地をはがして補修します。
下処理後、密着性を高めるためにプライマーを塗布し、その後に防水シートを張ります。
主剤防水塗布下地処理、脱気筒取付などが完了後に防水層を形成するため、まんべんなく塗料を塗っていきます。(2度塗りすとより効果が得られます)
最後に塗料が剥がれたりシートの接続部分から水分が入り込まないようにトップコートを塗って仕上げます。

効果

効果

防水工事をすることで、ヒビや腐食を防ぐことができます。
建物は雨水や地下水の浸水のため、年々経年劣化が進みますが、外壁や屋根の防水工事を定期的に行うと、大きなダメージを受けずにすみます。
特に屋上やベランダは、雨水や紫外線の影響を受けやすく劣化しやすい場所なので、防水機能が高い塗料を選ぶようにしましょう。
しかし、屋上やベランダ、陸屋根には効果があるものの、通常の住宅の屋根は傾斜があり、内部には防水シートが用いられているので、それほど雨漏りの心配はないようです。

種類

種類

・アクリル塗料は、あつかいやすく安価であり、耐久年数5~6年程度です。
・ウレタン塗料は、弾力性、耐久性、密着性に優れており、バランスの良い塗料で、耐久年数は10年程度です。
・シリコン塗料は、耐久性は申し分なく、仕上がりの精度も高く、耐久年数は10~12年程度です。
・フッ素塗料は、耐久性が高く、耐熱、耐寒、耐水性にも優れていますが、価格は高めです。耐久性の高さから大型建造物に使われており、耐久年数は15~20年程度です。

保障

保証

施工によって保証内容や期間が異なりますので、

お困り事があればまずはお気軽に何でもご相談ください。

よくある質問Q&A

Q屋根の耐用年数はどのくらい?

A

屋根の耐用年数は屋根材によって違ってきますが、スレートで約10~35年、日本瓦で約39~60年、セメント瓦で約29~40年、ガルバリウム鋼鈑で約20~40年、トタンで約6~20年になります。
屋根材の中では、日本瓦が最もメンテナンスがいらないといわれていますが、漆喰部分の劣化や台風や地震などの影響で割れることもあります。
一般的な耐用年数にこだわらず、定期的なチエックが必要です。

価格と見積もり例のご紹介PRICE

屋上でのウレタン防水の価格と見積もり例

屋上でのウレタン防水は、下地が水分を含んでいる可能性もあるので通気緩衝工法がおすすめです。

料金表

屋上でのウレタン防水(通気緩衝工法)
6,000~8,500円
屋上は雨の水分を含んでいたり、水漏れしている場合もあるので、
通気性を良くしてくれる通気緩衝工法と相性が良いです。

屋上でのウレタン防水工事の見積もり例は、下記の通りです。

見積もり例

高圧洗浄
16,000円/80.0㎡
下地処理・ケレン
16,000円/80.0㎡
改修用ドレン設置
12,000円/1.0個
伸縮目地撤去
1,200円/1.0式
入隅部シール打ち
500円/1.0式
脱気筒設置
45.000円/3.0個
平場、ウレタン防水、通気緩衝工法
560,000円/80.0㎡
発生材処分費
15,000円/1.0式
ベランダより施工する場所が広く、工法も費用が高めのものなので、
見積もり例では、総合金額は約80万円となっています。

屋上のウレタン防水を考えている人は、外壁塗装も一緒にすると建物全体のメンテナンスできるので安心です。

ベランダでのウレタン防水の価格と見積もり例

ベランダでのウレタン防水は密着工法を採用されることが殆どです。
密着工法は、既存の下地に補強布を貼って直接ウレタン防水材を塗ります。

料金表

ベランダでのウレタン防水(密着工法)
4,000~7,000円/㎡
工数が通気緩衝工法に比較して短く、費用も抑えられます。
ベランダでのウレタン防水工事の見積もり例は、下記の通りです。

見積もり例

高圧洗浄
2,000円/10.0㎡
下地処理・ケレン
2,000円/10.0㎡
改修用ドレン設置
12,000円/1.0個
ウレタン防水、密着工法、補強メッシュシート入
55,000円/10.0㎡
発生材処分費
10,000円/1.0式
ただし、水漏れが発生している場所は、通期緩衝工法でおこなう必要があるので、
まずは、業者にメンテナンスする場所を確認してもらいましょう。

シート防水の価格と内訳

シート防水の単価は約8000円/㎡

シート防水は、塩ビなどの防止シートを貼り付ける工法で、工数が短いのが特長です。
貼り付けるだけで防水性を得られるので、工期をとにかく短くしたいという人に採用されます。

料金表

シート防水
約8,000円/㎡
塩ビなどの防止シートのつなぎ目部分に隙間が出ると、防水性が低下してしまいます。
よって、施工を依頼する時は、シート防水の工事経験豊富な業者に依頼しましょう。
シート防水工事の内訳は下記の通りです。

内訳

下地処理
100~600円/㎡
下地補修
2,000~3,000円/㎡
塩ビシート防水(平場)
5,000~6,000円/㎡
塩ビシート防水(立ち上がり)
3,000~5,000円/㎡
末端処理
2,000~3,000円/㎡
改修用ドレン
13.000~15,000円/箇所
脱気筒
12.000~15,000円/箇所
発生材処分費
10,000~30,000円/一式
現場経費
➀~⑧の費用の約10%
シートの防水は密着工法・機械固定工法の2つあります。

基本的に単価はおなじですが、機械固定工法は脱気筒という部材を使用するので、
費用が若干高くなります。

■ 密着工法・機械固定工法の単価はほぼ同じ

密着工法はウレタン防水でも利用されている工法で、費用を比較的に抑えられますが、
機械固定工法との費用差は大きくありません。

工事する場所が既に雨漏りしている場合は、下地の湿気を逃がすことができる機械固定工法が
おすすめなので、費用総額の観点だけで判断しないようにしましょう。

FRP防水の価格と内訳

FRP防水の単価は約9000円/㎡

FRP防水はポリエステル樹脂を塗装して、 ガラス繊維のマットで補強してトップコートで仕上げます。

料金表

FPR防水
約9,000円/㎡
強度・耐久性・成形性が優れており、バスタブなどにも使用されております。

FPRは軽量ですが、 充分な防水性と耐熱性をもっているので、
しっかりメンテナンスしたいという人におすすめです。

■ ベランダでのFRP防水の単価は6,000~8,000円/㎡

FPR防水は主にベランダで採用されることが多く、単価は6,000~8,000円/㎡となっています。

プラスチック材料の中でも衝撃性に強く、耐水性や成形性が良いFPRはベランダ・バルコニー床に最適です。
しかし、FPR防水は紫外線に弱いので、場所によっては採用出来ない場合もあるので注意しましょう。

料金表

FPR防水
6,000~8,000円/㎡
FPR防水工事をベランダでおこなった場合の内訳は下記の通りです。

内訳

高圧洗浄
200~300円/㎡
下地処理
200円/㎡
下地補修
200~300円/㎡
改修用ドレン設置
15,000円/1箇所
廃材処分費用
10,000~30,000円(一式)
管理費
10,000~30,000円(一式)
諸経費
10,000~30,000円(一式)
足場仮設
700~900円/㎡
FRP防水
6,000~8,000円
FPR防水の工事は機能性が高い為、 他の工事に比べると費用が高くなります。

しかし、耐用年数が10年前後と長い期間メンテナンスの必要が無いので、
長期的にみるとお得になるケースもあります。
  • 施工費用について
  • 施工費用について
  • 施工費用について

施工費用について

瓦の葺替費用は100~266万で、耐用年数は50~60年になります。
屋上防水(シート防水)は、1㎡辺り:4,000円~で、耐用年数は13年程度となります。
屋上防水(ウレタン防水)は、1㎡辺り:4,000円~となります。